将棋王座戦が開幕 斎藤王座、決断の角打ち

囲碁・将棋
2019/9/2 9:35 (2019/9/2 13:48更新)
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斎藤慎太郎王座(26)に永瀬拓矢叡王(26)が挑む第67期将棋王座戦(日本経済新聞社主催)五番勝負の第1局が2日朝、神奈川県秦野市の陣屋で始まった。持ち時間は各5時間。

王座戦第1局に臨む斎藤王座(左、2日午前、神奈川県秦野市)

王座戦第1局に臨む斎藤王座(左、2日午前、神奈川県秦野市)

午前8時40分、王座初挑戦の永瀬叡王が対局室に入った。同49分、初防衛を目指す斎藤王座も入室。振り駒でと金が3枚出て永瀬叡王の先手と決まった。定刻の午前9時、立会人の中村修九段の合図で対局が始まった。

42手△5四角まで

42手△5四角まで

戦型は「角換わり」となり、両者ともに攻めの銀を繰り出していく「相早繰り銀」に進んだ。25手目に永瀬叡王が3五歩と突き、開始20分で早くも駒がぶつかった。

今期から消費時間をチェスクロックで計測することになり、1分未満の考慮を切り捨てていた従来より実質的な持ち時間は減る。その影響もあり、午前中から速いペースで指し手が進んだ。

解説の佐々木大地五段は「最近の永瀬叡王は矢倉の採用が多かった。角換わり早繰り銀は五番勝負用に練ってきた作戦だろう。斎藤王座もこの戦型は本命ではなかっただろうが、しっかり準備してきた印象だ。王座の42手目5四角は決断の一手。この角が働くかが勝負を分けそうだ」とみる。

指し手〉▲7六歩△8四歩▲2六歩△3二金▲2五歩△8五歩▲7七角△3四歩▲8八銀△7七角成▲同銀△2二銀▲4八銀△6二銀▲3六歩△7四歩▲7八金△3三銀▲3七銀△7三銀▲4六銀△6四銀▲5八玉△9四歩▲3五歩△同歩▲同銀△8六歩▲同歩△8五歩▲2四歩△同歩▲3四歩△2二銀▲2四飛△8六歩▲8八歩△9五歩▲2六飛△2三歩▲6六歩△5四角

対局の模様は「将棋王座戦中継サイト」(http://live.shogi.or.jp/ouza/)でライブ中継します。

大盤解説会を2日午後2時から陣屋で催します。出演は阿久津主税八段、中村桃子女流初段、入場料2000円。東京・大手町の日経本社2階「SPACE NIO」でも午後5時30分から大盤解説会を開きます。出演は中村太地七段、伊藤沙恵女流三段、入場無料。

動画配信サイト「Paravi(パラビ)」では、2日午後5:30から王座戦の対局映像と中村太地七段による大盤解説を配信します。
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