米消費者の8月景況感、6年8カ月ぶり下落幅 確報値

2019/8/31 2:14
保存
共有
印刷
その他

【ニューヨーク=高橋そら】米ミシガン大学が30日発表した8月の消費者態度指数(確報値)は前月から8.6ポイント下落の89.8だった。下げ幅は2012年12月以来、6年8カ月ぶりの大きさ。米国と中国という世界の二大経済大国による関税の応酬が、消費者マインドを悪化させている。

消費者態度指数は6年8カ月ぶりの下落幅だった(米ニューヨーク州のスポーツ用品店)

速報値(92.1)から下方修正し、ダウ・ジョーンズまとめの市場予想も下回った。個別項目では「今後の見通し」が前月比で10.6ポイント低下。「現在の景況感」も5.4ポイント低下した。

トランプ米政権は9月1日から対中制裁関税「第4弾」として約1100億ドル(約12兆円)分の製品に15%の追加関税を課す。中国側も同日、約750億ドル分の米国からの輸入品に追加関税をかけるとしている。

調査担当者は「全体として、米消費者のマインドはまだ支出の小幅な拡大傾向と一致している」と説明。ただ米中の貿易戦争がエスカレートすれば、消費者の支出も減少する可能性が高いと指摘した。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]