9月5日に日ロ首脳会談、平和条約問題を協議

2019/8/31 1:24
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【モスクワ=小川知世】ロシアのウシャコフ大統領補佐官は30日、プーチン大統領と安倍晋三首相が9月5日に極東ウラジオストクで首脳会談し、平和条約締結問題を協議すると明らかにした。ウシャコフ氏は「ロシアの立場は明らかだ」と述べ、領土問題で譲歩しない姿勢を示唆した。タス通信などが報じた。

ロシアのプーチン大統領(右)と安倍晋三首相は9月5日に極東ウラジオストクで会談する(6月29日、大阪で開かれた前回首脳会談)=ロイター

安倍首相は9月4~6日にウラジオストクで開かれる国際会議「東方経済フォーラム」にあわせてロシアを訪問する。ウシャコフ氏は「最も困難で敏感な問題の解決には、両国関係を質的に新たな水準に引き上げ、綿密な作業を続けることが不可欠だ」と述べ、経済協力なども協議すると説明した。

プーチン氏は4日にインドのモディ首相、5日にマレーシアのマハティール首相ともそれぞれ首脳会談する予定だ。

プーチン氏は2018年9月の同フォーラムで、日ロ平和条約を前提条件をつけずに18年中に締結しようと提案した。日ロ首脳は同年11月にシンガポールで開いた会談で、1956年の日ソ共同宣言に基づいて交渉を加速することで合意した。ロシア側は北方四島が第2次世界大戦の結果、ロシア領になったと日本が認めるべきだと主張し、交渉は進んでいない。

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