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浜田、連覇ならず 千載一遇のチャンス逃す

2019/8/30 23:13
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長身で怪力のマロンガは世界ランク4位ながら最も警戒してきた相手。過去1勝2敗と負け越している浜田が磨いてきた受け(防御)も通じず、1分20秒すぎに大内刈りで技ありを奪われた。

【浜田「銀」、ウルフは「銅」 世界柔道】

女子78キロ級決勝でマロンガ(奥)に敗れ、銀メダルとなった浜田(30日、日本武道館)=共同

女子78キロ級決勝でマロンガ(奥)に敗れ、銀メダルとなった浜田(30日、日本武道館)=共同

「(以前と)同じ形で投げられた」。対策通じずがっくりきたが、この危機を千載一遇の好機に変えられるのが寝業師・浜田の本領だ。技の流れで初めて寝姿勢になったところに食いついた。ともえ投げのような要領でくるりと回り、上下が交代。すかさず腕ひしぎ十字固めに持ちこみかけた。

肉を切らせて骨を断つ逆転の一手。だが、わずかに「きめ」が浅かった。腕を抜かれ、「あそこで決めきれなかったのがすべて」(増地女子監督)。残り1分半で「早く(ポイントを)取り返したい」と強引に仕掛けた大外刈りを「待ってました」とばかりに返され、ぐにゃりと膝が折れて背中を付いた。

関節技に特徴のあるロシア発祥の格闘技「サンボ」でも世界選手権優勝がある異色の柔道家。準決勝まで4試合のうち3試合で寝技で一本勝ちと「寝技に不調なし」を地で行く安定感で2連覇に突き進んだ。

しかし、前回大会では対戦がなかったマロンガには寝技に持ち込む以前に立ち技で一本負けを逃れるのがひと苦労といった雰囲気だった。「組み勝つこともできていない。力の差は大きい」。立って良し寝て良しの理想の柔道家に道はまだまだと感じながら、連覇の絶たれた畳を降りた。(西堀卓司)

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