楽天、東北で自社配送 仙台に拠点

2019/8/30 18:36
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楽天は30日、電子商取引(EC)サイトの自社配送のエリアに宮城県の一部エリアを加えた。これまで関東と関西、中部地方で自社物流を手掛けていたが、新たに東北でも始める。同社は3980円以上の買い物をした場合の配送料を無料にする計画を立てており、自社物流網を拡充して、外部の事業者が出品しやすい環境を整える。

仙台市に配送センターを設置し、宮城県の仙台市、名取市、多賀城市で自社配送ができるようにした。配送エリアの人口カバー率は27%と、1ポイント上昇する。

楽天の配送サービスでは、午前0時までなら時間指定できる再配達や、住宅敷地内への置き場所を指定して荷物を置く「置き配」などのサービスを手掛けている。自社配送の人口カバー率を2019年末までに60%まで引き上げる考えだ。

楽天はアマゾンジャパン(東京・目黒)などへの対抗策の一環で物流機能を強化している。20年春までに通販サイト「楽天市場」で3980円以上の買い物をした場合の配送料を無料にする制度を設ける。これまでは出品事業者が独自に配送料を決めていた。

配送ルールの変更に伴い出品事業者が負担する発送コストが高まる可能性があるため、丁寧な説明が求められる。楽天は物流代行などのサービスを拡充し、事業者の理解を得たい考えだ。

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