イオン、日本初の仏自然派コスメを11月から取り扱い
ウエルシアと販社、まず100店舗で展開

2019/8/30 17:12
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イオンは30日、フランスの自然派コスメブランド「イヴ・ロシェ」をの取り扱いを11月から始めると発表した。同ブランドは世界約90カ国で展開しているが、日本で売り出すのは初めて。化粧品市場は拡大傾向が続き、特に環境に配慮した化粧品の人気も高まっている。中心価格は1000円前後で、イオンは若い世代を中心に安価で日常使いできる自然派の化粧品を販売し、国内有数の化粧品事業を成長させる一手とする考えだ。

イオンは仏コスメブランド「イヴ・ロシェ」の取り扱いを始める(30日、都内)

イヴ・ロシェの商品はイオンとウエルシアホールディングスがこのほど設立した共同出資会社「イオンレーヴコスメ」(千葉市)が販売する。同ブランドの商品は同社が独占的に取り扱う。11月中旬から首都圏のウエルシアやイオンの総合スーパー(GMS)など約100店舗で取り扱う。

イヴ・ロシェは1959年、フランス北西部のブルターニュ地方で誕生した。有機栽培された植物を使うなど天然由来の原料にこだわる。比較的安価な価格に設定し、若い世代を中心に人気を得ているという。現在は約90カ国で6700店以上で販売している。

初進出となる日本ではまず、ヘアケアやスキンケア、ボディケアを約40品取り扱う。ヘアケアの「リンシングビネガー」(税別1千円)や、100%植物性アルコールを使った「ヘア&ボディミスト」(1200円)などを販売し、10~20代の女性を主なターゲットとする。

都内で同日開いた発表会で、イオンでヘルス&ウエルネス事業を担当する難波広幸氏は「2025年度までに全国約2000店での展開を目指す」と語った。日本は米国や中国に次ぐ世界3位の化粧品市場を持つ。イオンはその中でも拡大が続く自然派やオーガニック商品に力を入れ、新たな顧客を掘り起こす。

矢野経済研究所によると、17年度の国内の自然派・オーガニック化粧品の市場規模は前年度比5%増の1297億円だった。18年度は同4%増の1350億円を見込む。消費者のライフスタイルや嗜好の多様化を背景に、市場拡大するとしており、22年度まで年3~4%台で成長するとしている。

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