技能実習、運用厳格化へ 失踪など受け 賃金の口座振込義務/実習先立ち入り強化
[有料会員限定]
政府は外国人技能実習生の就労環境を改善させるため、制度の運用を厳しくする。賃金の不払いが原因の失踪が目立っており、預貯金口座への報酬の支払いを企業に義務付ける。正当な報酬が支払われているかチェックできる体制を整える。法務省が10月にも省令を改正する。
技能実習制度は、企業で技能を学ぶという名目で働くことから、実習先の企業に対する外国人の立場が弱くなりがちだ。賃金の口座振り込みを徹底させても、実習...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り560文字