ボルボの電動車ブランド、ポールスター中国工場完成

2019/8/30 18:00
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日経クロステック

中国自動車大手の浙江吉利控股集団と傘下にあるスウェーデンのボルボ・カーが共同所有する電動車ブランド「ポールスター」は、四川省成都に建設していた同社初の生産センターが完成したと27日発表した。同センターでは、2019年後半からプラグインハイブリッド車(PHEV)「ポールスター1」を生産し、中国向けに出荷するほか世界市場に向けて輸出する。19年末までに最初の顧客へ納車する予定だ。

ポールスターの中国新工場(写真:ポールスター)

ポールスターの中国新工場(写真:ポールスター)

この生産センターは、中国で最も環境に配慮した自動車工場になることを目指している。世界的に認められる米グリーンビルディング協会の環境性能指標「LEED」でゴールド認定を受けることを目標として構想した。LEEDの評価では全体的なアプローチが規定されているため、チームは環境に対して責任のある取り組みをしているサプライヤーのみと協力することになる。

生産センターは、国際的に有名な建築設計事務所のノルウェー・スノヘッタが設計した。生産工場のほか、テストトラックとガラス張りのアトリウムがあるカスタマーセンターが併設され、工場のフロア全体を見渡せる。同センターで生産するポールスター1は年間500台。3年間で1500台を生産する計画だ。初期の生産枠はすでに完売しているという。

ポールスター新工場の内部(写真:ポールスター)

ポールスター新工場の内部(写真:ポールスター)

ポールスターのもう一つの新型車で電気自動車(EV)の「ポールスター2」は、浙江吉利控股集団が所有しボルボ・カーが運営する浙江省の路橋工場で20年から生産することが決まっている。成都の生産センターはポールスターの自前工場となり、工場の完成と併せてポールスターは独立した自動車メーカーとして世界製造業者識別コードを取得した。

(ライター 櫛谷さえ子)

[日経 xTECH 2019年8月30日掲載]

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