マイクロソフトAzure上でVMware、日本では20年初頭

BP速報
2019/8/30 13:16
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米マイクロソフトのクラウドサービス「Azure(アジュール)」上で、仮想化技術の米ヴイエムウェア製品を提供する「Azure VMware Solutions(アジュール・ヴイエムウェア・ソリューションズ)」が、日本で2020年3月までに提供開始されると明らかになった。米サンフランシスコで開催したIT(情報技術)イベント「VMworld 2019」(8月25~29日開催)の基調講演で、20年第1四半期の開始予定と分かった。

Azure VMware Solutionsの展開計画

Azure VMware Solutionsの展開計画

ヴイエムウェアは同社のクラウド基盤ソフト「VMware Cloud Foundation(ヴイエムウェア・クラウド・ファンデーション)」の拡販を進めている。仮想サーバー(VMware vSphere=ブイスフィア)、仮想ストレージ(VMware vSAN=ブイサン)、仮想ネットワーク(VMware NSX)などで構成する。これをAzure上で物理サーバーを専有するベアメタル上に導入して提供するのがAzure VMware Solutionsだ。

同様のサービスは、16年2月に開始した「IBM Cloud for VMware Solutions」で米IBMが先行。日本でも、NTTコミュニケーションズや富士通インターネットイニシアティブ(IIJ)や伊藤忠テクノソリューションズなどが提供している。

通常、これらのサービスはVMware Cloud Foundationを導入したクラウド事業者が運用まで手掛けるが、Azure VMware Solutionsは異なる。Azure VMware Solutionは米クラウドシンプルなどがグローバルで展開しており、日本のリージョンでも同様の形態になるとみられる。19年7月に発表されたGoogle Cloud Platform(グーグル・クラウド・プラットフォーム、GCP)版に当たる「Google Cloud VMware Solution」もクラウドシンプルが提供している。

アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)上でVMware Cloud Foundationを動かす「VMware Cloud on AWS」は他社サービスとスキームが異なる。AWSとヴイエムウェアが共同開発したサービスであり、運用はヴイエムウェアが担う。ヴイエムウェアでVMware Cloudを担当するマーク・ローマイヤー氏は「AWSはクラウドナンバー1のパートナーとして我々が選んだ」と話す。AWSのオブジェクトストレージ「AWS S3」をVMware vSANがサポートするなど、踏み込んだ協業を進めている。

(日経 xTECH/日経SYSTEMS 森山徹)

[日経 xTECH 2019年8月29日掲載]

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