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ブラジル、焼き畑を60日間禁止 アマゾン火災で

【サンパウロ=外山尚之】ブラジル政府は29日、焼き畑農業を60日間にわたり禁止すると官報に公示した。アマゾン熱帯雨林で発生した大規模な森林火災に対する政府の対応が消極的だとして、欧米でブラジル産品のボイコット運動が起こるなど国際的に批判が高まっていた。

ボルソナロ大統領が28日夜に大統領令に署名した。農牧地開発のための焼き畑は先住民の伝統的な農業など例外を除き、原則として禁止した。

1月に発足したボルソナロ政権は熱帯雨林が広がるブラジル北部の経済底上げのため、森林開発を容認。農家や畜産業者が焼き畑を実施し、それが森林火災につながっているとみられていた。

こうした中、ボルソナロ政権の政策が環境保護に逆行しているとして、米国の靴メーカーがブラジル産の皮革の調達を止めたほか、フランスがブラジルなど南米4カ国との自由貿易協定(FTA)への反対を表明。欧州ではブラジル産牛肉の禁輸を求める声も出ている。

ブラジル政府はコロンビアやペルーなどアマゾン熱帯雨林に関係する南米諸国を集めた国際会議を9月6日に開催するとしている。

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