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ウクライナ新内閣が発足、首相に大統領府副長官

【モスクワ=小川知世】ウクライナの最高会議(議会)が29日開会し、ホンチャルク大統領府副長官(経済担当)を首相に充てる人事を賛成多数で承認した。外相など主要閣僚の人事も承認し、新内閣が発足した。組閣を受けてゼレンスキー大統領は同国東部で続く親ロシア派武装勢力との紛争解決に向けたロシアとの交渉や汚職対策などの改革を本格化する。

ウクライナの新首相に指名されたゴンチャルク大統領府副長官(29日、キエフ)=ロイター

新首相のホンチャルク氏は弁護士出身で、財閥とのつながりが見られない人物と評される。外相には欧米と関係が深いプリスタイコ大統領府副長官(外政担当)、国防相はザホロドニュク大統領顧問を選出した。全面的に人事を刷新し30代の新閣僚も目立つが、続投に反対論が強まっていたアバコフ内相は留任した。

ウクライナでは2014年にロシアが南部クリミア半島の併合を宣言し、東部では親ロ派勢力との戦闘が続いている。ゼレンスキー氏は同日議会で「重要な課題は国防力の強化と(東部での)戦争終結、クリミアの返還だ」と演説した。議員の不逮捕特権の剥奪や司法改革なども新議会の課題に挙げた。

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