教育刷新 かすむ理念 迫る大学共通テスト、不信なお
混迷・入試改革(1)

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2019/8/30 1:30
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日本経済新聞 電子版
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大学入試センターが開いた大学入学共通テストの説明会に参加する高校関係者ら(7月4日、東京都世田谷区)

大学入試センターが開いた大学入学共通テストの説明会に参加する高校関係者ら(7月4日、東京都世田谷区)

「できる限り早く情報を公開します」。8月上旬、大学入試センターの職員が各地の高校関係者の会合を回り、不安を訴える高校側への説明に追われた。

2020年度から大学入試センター試験に代わって始まる大学入学共通テストは、英語で民間の検定試験を活用する。だが一部試験の申し込み開始が9月に迫っても、日程や会場など全体像は見えないままだ。

7月には「TOEIC」が撤退を突然表明。全国高等学校長協会は「全く先が見通せない混乱状況。体制が整うまで実施を見送るべきだとの声が出ている」と不信感をあらわにした。文部科学省は今週に入り、民間試験の情報をまとめたポータルサイトを急きょ開設するなど泥縄の対応だ。

【関連インタビュー】大学入試「20年度は大きな改革でない」 下村博文氏

センター試験の開始以来約30年ぶりの大学入試改革の出発点は、グローバル化や働き手の減少という社会の構造変化への危機感だ。

人材の質を飛躍的に高めるには…

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