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北米産パルプ、3カ月連続下落 中国の需要鈍く 7月対日輸出価格

2019/8/29 19:13
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家庭紙の原料となる北米産パルプの7月積みの日本向け輸出価格が下落した。値下がりは3カ月連続。米中貿易摩擦による景気減速で最大の需要国である中国の紙需要が減少しているうえ、夏場は不需要期とあって中国向け価格が下落し、日本向けに波及している。

ティッシュペーパーなど主に家庭紙向けの原料の指標、針葉樹さらしクラフトパルプ「N-BKP」は1トン680ドル前後(運賃込み)と、6月比で40ドル(6%)の下落。680ドルは2016年12月以来、2年7カ月ぶりの低水準。「中国の需要家も底値とみて一部では下げ止まり感も出てきた」(総合商社)

主に印刷用紙に使う南米産の広葉樹さらしクラフトパルプ「L-BKP」の7月積みは600ドル前後と6月比90ドル(13%)安い。「中国の港で在庫が積み上がっており、価格下落を食い止めようと北米のパルプメーカーが減産調整しているものの、大きな在庫減にはつながっていない」(紙専門商社)のが原因だ。

パルプの取引価格は、中国の需要が大きく影響し指標となっている。8月以降の見通しは、「N-BKPについては、秋の需要期に向けて価格は安定的に推移しそうだ」(総合商社)との見方が多い。

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