建設管理のオクト、地方展開に向けて約6億円を調達

2019/8/29 19:05
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建設プロジェクト管理のオクト(東京・千代田)は29日、地方銀行のファンドなどから資金調達したと発表した。6億円程度を調達したとみられ、事業拡大段階の「シリーズB」の調達総額は約19億円になった。事業拡大のためのサービス開発や地方拠点の新設などに充てる。

新規に出資したのは池田泉州銀行系の池田泉州キャピタル、伊予銀行系のいよぎんキャピタル、京都銀行系の京銀リース・キャピタル、千葉銀行系のちばぎんキャピタルの4社。各銀行と連携して、各地域でオクトのサービス展開の可能性を探る。既存株主のグロービス・キャピタル・パートナーズ(東京・千代田)、米DNXベンチャーズ、米セールスフォース・ベンチャーズ、シンガポールのBEENEXTも追加出資した。

オクトが提供する「&ANDPAD(アンドパッド)」は建設プロジェクトを管理するクラウドソフト。施工管理者側の担当者と建設現場の作業者をインターネットでつなぐ。どんな資材や作業が必要かなどをネット上で管理し、建設作業を効率化する。

オフィスや住宅の建設プロジェクトは複数の現場を少数の現場監督が担うことが多い。指示系統が曖昧だったりすると工事にかかる日数が長引くこともあった。建設プロジェクトでは日程の延長がコストの増加に直結する。

アンドパッドは8月時点で1600社以上が導入している。今後はサービス拡大に向けた研究開発を進める。年内には名古屋にも拠点を設け、アンドパッドの導入企業の拡大に弾みを付ける構えだ。

(矢野摂士)

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