浜ホト、光センサー小型に 医療診断機器用

2019/8/29 17:31
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浜松ホトニクスは29日、微弱な光をとらえるセンサーである光電子増倍管の新製品「R12900U」を10月1日発売すると発表した。大きさは最新の複合部品の9分の1に抑え、センサーを搭載する機器で設計の自由度を高められる。枕元で使える小型の医療診断機器や携帯型の環境分析機器の実現につながるという。価格は税別2万8千円。

 光電子増倍管の新製品(右)の大きさは、最新の複合部品の9分の1に抑えた。

新製品は電源や周辺回路といった従来、複合部品に組み込んでいた部品を省き、光電子増倍管を樹脂のパッケージに収めた。サイズは14ミリメートル×14ミリ×3.5ミリと指先に乗る小ささに抑えた。別に周辺回路が必要だが、部品配置の自由度が高まる。3年後に年1万個の販売を計画する。

同社では周辺回路を組み込んだ複合部品を販売してきたが、小型の光電子増倍管のニーズに対応してシンプルな部品を製品化した。今後はより小型の光電子増倍管を開発し、2020年春のサンプル出荷をめざす。

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