「サービスを受けた利用者が値決め」の新事業が登場

2019/8/29 15:57
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決済サービスプラットフォームを提供するネットプロテクションズ(東京・千代田)は、顧客がサービスを受けた後で対価を決める決済事業を始めた。家事代行やヘアサロンなどサービスの質がわかりにくい業種で、利用者が納得した価格を払えるようになる。企業側にとっては初回利用のハードルを下げることで新規顧客の獲得につながるという。

新サービス「あと値決め」で利用者は、事前に決められた最低価格に満足度に応じた料金を上乗せする。満足度が低ければ通常料金よりも安くなり、満足すれば高額を払う格好だ。

料金はネットプロテクションズの後払いサービスを活用し、コンビニ払いや銀行口座引き落としで払う。

実際に利用してみないと質がわかりにくいサービスは多い。金額に見合う満足度が得られないことを警戒した消費者が顔なじみの店だけに通い続けることも珍しくない。払う金額を柔軟に決められるようになれば、導入企業は幅広い層の顧客を呼び込みやすくなる。代金未回収などのリスクはネットプロテクションズが保証する。

ネットプロテクションズによれば、衣料品の月額制レンタルサービスを展開するエアークローゼット(東京・港)や家事代行のベアーズ(東京・中央)が導入する。エアークローゼットは期間限定の導入だが、恒常的な導入も検討している。9月以降にはヘアサロン運営やミュージカル運営を手掛ける企業など6社が活用を決めているという。

(矢野摂士)

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