江戸時代の大山詣り再現ツアー 小田急が10月開催

小田急電鉄などは10月、江戸時代に庶民の間で流行した「大山詣り(まいり)」を再現する日帰りツアーを催す。神奈川県丹沢地域の観光資源を生かした旅行商品を通じて、沿線への集客を強化する。
「令和版・日本遺産大山詣りと精進おとしライブを楽しむ」との名称で、グループの小田急トラベル(東京・渋谷)などと10月26日に実施する。ツアーは伊勢原駅(神奈川県伊勢原市)を出発し、行衣をまとって大山阿夫利神社下社を参拝する。下山後には宿坊で名物の豆腐料理や、日本舞踊や三味線などの精進おとしのライブを楽しむ。
出発時間別に2種類のツアーを用意し定員は各40人。旅行代金は1人あたり1万1300円で、小田急トラベルが9月上旬に売り出す。