ボヘミアンの実力 芸術文明史家 鶴岡真弓

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2019/9/17 14:00
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日本経済新聞 電子版
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1991年8月。冷戦終結後のベルリンを旅した。東西分断の壁の欠片が、ブランデンブルク門の傍で、まだ売られていた。

そしてプラハに移動した日、広場は穏やかに見えた。そこへ突然拡声器が鳴り響いた。ゴルバチョフ大統領がクリミアで軟禁されたという。クーデターだと分かった。

古いホテルの部屋には、ロシア語を第一言語とする案内の文字もまだ残っていた。電話機も初めてユーラシアを横断した19歳の時の記憶に残る7…

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