在宅患者の遠隔診療、顔認証で安全に NEC系が基盤開発

2019/8/29 13:32
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NECのシステム開発子会社、NECプラットフォームズは在宅患者の遠隔診療の基盤となるプラットフォームを9月9日に提供開始する。NECの顔認証技術を取り入れ、利用者のなりすましを防止するなど医師らと在宅患者を安全につなぐ。オンライン診療を手がける事業者向けに、今後3年間で専用端末10万台、専用回線10万回線の提供を目指す。

一般社団法人がん哲学外来(東京・千代田)のオンライン診療システム「リモケア」の利用のイメージ

サービス名は「遠隔診療システムプラットフォーム」。専用のプライベートクラウド環境や専用回線、専用の端末を初期導入コストが不要な月額利用モデルで提供する。NECプラットフォームズは今回の遠隔診療の基盤提供を皮切りに、医療・介護業界を新たな事業領域として開拓していく。

専用端末は、USBメモリーや無線LAN接続など顧客の要求に応じて制限し不正アクセスやウイルス感染を防ぐ。NECの顔認証技術を利用し、顔を登録した医師のみ利用可能にすることで「なりすまし」を防止する。専用のクラウド環境はNECのデータセンター内に事業者単位で構築する。データの暗号化により情報の流出を防ぐ。専用回線は一般的なモバイルサービス環境と切り離された回線で、インターネットに潜む脅威から守るという。

第1弾として、同プラットフォームを一般社団法人がん哲学外来(東京・千代田)の在宅患者向けのオンライン診療システム「リモケア」に先行導入する。4月から受け付けを開始し、9月に本格的にサービスを開始する。

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