アマゾン、インドネシア配車大手への出資検討 米報道

アジアBiz
2019/8/29 0:42
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【ジャカルタ=鈴木淳】米アマゾン・ドット・コムがインドネシアの配車サービス大手、ゴジェックへの出資を検討していることが28日、わかった。米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)が伝えた。交渉は初期の段階という。アマゾンがゴジェックが持つ宅配網を活用するなど、事業面での連携も検討する見通しだ。

ゴジェックは二輪車を使った配車や宅配などを手掛ける(ジャカルタ中心部)

アマゾンは東南アジアではシンガポールでネット通販事業を手掛けているが、東南アジア最大市場のインドネシアには参入していない。ゴジェックへの出資を通じて、同国市場への参入の足がかりとする狙いもありそうだ。同国では地場のトコペディアやブカラパックなどが成長し、ネット通販市場が急拡大している。

ゴジェックは配車サービスや宅配、電子マネーによる決済事業を柱にするスタートアップ企業で、主に二輪車を活用したサービスで利用を伸ばす。外食や商品の宅配では同業のグラブ(シンガポール)とともに、市場の急拡大をけん引する。ベトナムやタイなど周辺国にも進出した。

ゴジェックには米グーグルや米ビザ、中国の騰訊控股(テンセント)などのほか、日本の三菱商事三菱自動車も出資している。米CBインサイツによると、企業価値は100億ドル(約1兆500億円)で、世界に20社弱しかない「デカコーン企業」(企業価値100億ドル以上の非上場企業)のひとつだ。

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