スズキ会長、緩やかな株持ち合い「心地よい」

2019/8/28 23:00
保存
共有
印刷
その他

トヨタ自動車との資本提携を発表したスズキの鈴木修会長は28日、日本経済新聞社の取材に応じた。相互に緩やかな株式の持ち合いになることについて「心地よい水準。友好的に持ってもらうということで、5%以下の出資を受けることを決めた」と明らかにした。

スズキはかつて米ゼネラル・モーターズ(GM)や独フォルクスワーゲン(VW)と資本提携したが、いずれも一方的な資本の受け入れだったとする。VWとは経営方針の食い違いから、資本提携の解消を巡る泥沼の係争が国際仲裁に発展した経緯もあった。資本提携解消に時間を費やした。

今回の資本提携は当初から相互の株式持ち合いでパートナーとしての関係を築く考えがあったとし、過去2回の資本提携とは異なるとした。

鈴木会長は「(トヨタと環境や安全分野などでの業務提携の検討開始で合意した)2016年以来、資本提携は個人的には考えていた」と説明。同社の豊田章男社長には今年5月に資本提携を申し入れたという。

このほど資本提携を決断したタイミングについては「100年の大変革期を迎えており(変化の大波に備えて)資本提携するのがよいと考えた」と語った。

保存
共有
印刷
その他

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップ



[PR]