米「逆イールド」再び 長期金利低下、米中摩擦を警戒
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世界の長期金利が一段と低下している。米国では27日、長期金利が短期金利を下回り景気後退の前兆とされる「逆イールド」が再び発生した。すでにマイナス金利の日欧でもさらに金利が下がっている。米国と中国の貿易摩擦の先行きが見通せず、安全資産とされる国債にマネーが集中する。米国の金利低下が続けば、円高を通じて日本経済も下押しされかねない。
米国の長期金利の指標となる10年物国債の利回りは27日に1.47%...
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