ユニチカ、検査データ改ざん
ユニチカは28日、防水テープや工業用研磨材に使う不織布とポリエステル繊維の品質検査データを改ざんしていたと発表した。2013年8月以降の5年間に製造した76製品について、顧客と取り決めた仕様とは異なる製品を納入しながら、本来の基準に収まるよう検査データを書き換えるといった不適切な行為があった。18年10月に社内調査で発覚したが、品質と安全性に問題がないとして公表せず、顧客企業にも説明していなかった。今後は品質管理基準の見直しなど再発防止を徹底する。
関連企業・業界
企業: