空き家問題を考える(8) 不動産取引制度が抱える問題
横浜市立大学教授 齊藤広子

やさしい経済学
コラム(経済・金融)
2019/8/29 2:00
情報元
日本経済新聞 電子版
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その他

既存の住宅が空き家のままで利用されない原因には、日本の不動産取引制度が抱える課題があります。

既存の住宅を買う場合、買い手からすると傷み具合など性能面の不安が問題となります。宅地建物取引業法の改正で2018年4月からは、建物の傷みの状態や修繕の履歴がわかるよう、建物状況調査のあっせんと図面・修繕履歴などの有無を示した取引が始まりました。しかし、建物状況調査は必ずしも義務ではなく、また図面等の有無…

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