リコー、宇宙を全方位カメラで撮影 JAXAと連携

2019/8/28 16:25
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リコーは28日、宇宙航空研究開発機構(JAXA)と連携し、全方位を一度に撮影できる360度カメラで宇宙空間を撮影すると発表した。9月11日に打ち上げ予定の補給機「こうのとり」8号機で国際宇宙ステーションに届ける。撮影した画像は一般公開する予定だ。リコーは宇宙の過酷な環境に耐えられる設計技術を応用し、産業用途の開発を進めたい考えだ。

リコーは360度カメラで宇宙空間を撮影する

市販の360度カメラ「シータ」をベースに、宇宙空間の温度や放射線に耐えられるよう改良した。光通信の実験装置の近くに置き、可動部分に不具合がないか撮影するとともに、宇宙空間の静止画や動画を撮影する。「普通の人がなかなか行けない場所を体感できる」(リコー担当者)といい、流れ星が写る可能性もある。

リコーは360度カメラでは世界シェア首位とみられる。これまでは集合写真を撮ったり、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)などに載せたりする消費者向けが中心だ。

リコーは今後、ロボットやドローンの「目」として産業用途に展開する方針で、「宇宙向けの技術を応用していきたい」(山下良則社長)という。

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