東電、柏崎刈羽原発の地元で全戸訪問開始

2019/8/28 19:24
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東京電力ホールディングスは28日、柏崎刈羽原子力発電所が立地する新潟県柏崎市と刈羽村の全世帯を対象とした戸別訪問を始めた。住民の不安や意見を聞くほか、連絡体制の不備を巡る改善策などを説明する。全戸訪問は5回目で、今年は柏崎刈羽原発の全所員を含む約1200人が約4万1000軒を訪問する。

柏崎市の住民の意見を聞く東電新潟本社の橘田昌哉代表(28日、新潟県柏崎市)

全戸訪問初日の28日は、東電新潟本社の橘田昌哉代表が柏崎市内の住宅を訪問した。「ファクスの誤記載の関係など、心配をおかけして申し訳ありません」と謝罪し、原因と対策を記した資料などを住民に手渡した。

誤記載への改善策として、所員の意識を高めるために今年は同原発の全所員が戸別訪問に参加する。訪問を受けた住民からは安全対策工事や避難計画に関する質問のほか、「地元で働く所員一人ひとりに、しっかりと住民たちの意見を聞いてもらいたい」などの声が上がった。

橘田代表は「(全戸訪問は)住民の不安や意見を一つでも多く聞くために始めた。原発を運営するものとして、地元の声を大切にしなければならない」と強調した。全戸訪問は11月20日まで実施する。

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