AIが欲しい答えを抽出 三菱総研が検索で新システム

2019/8/28 15:02
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三菱総合研究所はこのほどインターネットの検索結果から人工知能(AI)が必要な情報を取り出すシステムを開発した。検索結果を一つ一つ確認して必要な情報を探す手間を省く。新システムにより、同社では調査と資料づくりにかかる時間を10分の1に短縮できたという。企業や官公庁の利用を見込み、10月からシステムを有償で提供していく。

AIを活用した対話システムを手がけるNextremer(ネクストリーマー、東京・板橋)と共同で開発した。2017年から共同研究を進めてきた。

約300万単語以上からなる日本語の文章と約10万通りの質問と回答を機械学習したAIを搭載した。検索の内容とインターネット上の文言を照らし合わせ、質問への回答として最適な情報を抽出する。

検索したい分野や範囲を指定した上で所在地や名前などをきく質問を入力すると、該当する情報を取り出して表形式でまとめる。三菱総研が海外AIスタートアップ企業に関する調査で新システムを利用したところ、約100時間要していた調査と資料作りの時間を10時間に短縮できたという。

今後システムをパッケージ化するなどして、事業化を検討していく。

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