日本MS、フィンテックで協業 QR決済を共同で

2019/8/28 14:05
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日本マイクロソフト(日本MS)は28日、フィンテック企業のインフキュリオン・グループ(東京・千代田)と協業したと発表した。QRコード決済などに対応するインフキュリオンの金融機関向けソフト貸しサービス「ウォレットステーション」のシステム基盤を、米マイクロソフトのクラウド「アジュール」上に構築。金融機関への営業やマーケティングを共同で展開し、クラウドの利用拡大につなげる。

日本マイクロソフトの高橋美波執行役員常務

QRコード決済などフィンテック関連のシステムを短期間かつ初期費用を抑えて整備したい金融機関に、ウォレットステーションを共同で提案する。金融機関の採用が増えて決済件数が伸びれば、インフキュリオンのシステム基盤の規模が大きくなり、日本MSにとってはクラウドの売り上げが増えることになる。まずは銀行30行の導入を目指す。

経済産業省によると、日本で現金を使わないキャッシュレス決済の比率は約20%にとどまる。政府は2025年にキャッシュレス決済の比率を欧米並みの40%に上げる方針を掲げ、金融機関もQRコード決済などへの対応を急ぐ。ただ自社保有の設備でシステム基盤を構築するには、時間がかかり、機器の導入コストなどもかさむ課題がある。

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