スポーツ > Tokyo2020 > GO TOKYO > 記事

GO TOKYO

フォローする

大野、圧巻の金メダル 6試合全て一本勝ち

Tokyo2020
2019/8/27 23:16
保存
共有
印刷
その他

一点の曇りもない勝利といっていい。初戦からの全6試合を一本で締め、自身は相手にたった一つのポイントさえ許さなかった。そんな圧倒的強さをことさら誇ることもなく、泰然自若と畳を降りた。絶対王者・大野の帰還である。

【関連記事】五輪王者・大野が3度目V、世界柔道

男子73キロ級で金メダルを獲得した大野(上)

男子73キロ級で金メダルを獲得した大野(上)

「皆さんの期待を超える柔道を見せて、武道館を沸かせたいと思っていた」。初戦から言葉通りの戦いだった。準々決勝は腕ひしぎ十字固め、準決勝はともえ投げからの抑え込みで仕留めたが、やはり強烈だったのは合計4度の一本を奪った内股と大外刈り。

「大野将平の唯一無二の得意技でなく、必殺技」と胸を張るように、狙った獲物は逃さない。リオデジャネイロ五輪決勝の再現となったオルジョフとの決勝も、襟と袖をがっちりつかんだ時点で勝負あり。鋭く跳ね上げ背中からたたきつけた。

「何やかんや言っても大野が勝つだろう、という周りの声こそが一番の敵だと思っていた」。復活ののろしを上げた昨夏のアジア大会から4連勝で臨んだ3年ぶりの世界の畳。来年の五輪代表争いを考えても、わずかな隙が命取りになると理解していた。井上康生監督は「もちろん能力は高いが、それを裏付けるだけの練習の量と質の高さがあった」と評する。

この柔道家にとって一つの到達点であったはずのリオ五輪。それさえも通過点と感じさせるほどの柔道を見せた。「皆さんが言うほど2連覇は簡単なことではない。もう一回引き締め直して、来年この場に戻ってきたい」。王者の風格がさらに強まった。

(山口大介)

GO TOKYOをMyニュースでまとめ読み
フォローする

保存
共有
印刷
その他

関連キーワード

電子版トップスポーツトップ

GO TOKYO 一覧

フォローする
今季から3回宙返りを2本に増やした構成で挑む森=共同共同

 トランポリンの東京五輪予選を兼ねた世界選手権が28日、有明体操競技場で開幕する。五輪会場のこけら落としとなる今大会で、個人には日本から男女各4人が出場。8人による決勝に残って日本勢最上位となれば五輪 …続き (11/22)

夏の世界選手権でも欧州勢相手に食い下がった。スペイン選手(手前)をマークする志水(その右)と志賀(左端)=共同共同

 開催国として東京五輪に出場する水球男子の日本代表が、10月から異例ともいえる長期の海外遠征をスタートさせた。来年7月までに約200日間、主に欧州各国を回りながら海外チームのもとに出稽古しながら研さん …続き (11/22)

二回2死一、二塁、逆転の3点本塁打を放つ山田

 初回、先発の山口が2発を浴びていきなり3点を失った。国際大会の決勝では重すぎる、立ち上がりのビハインド。序盤に山田哲に飛び出した逆転3ランが、韓国打線に圧倒されそうな試合展開をがらりと変えた。

【関連 …続き (11/17)

ハイライト・スポーツ

[PR]