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新東名の全線開通3年遅れに 中日本高速、工事遅延で

中日本高速道路は27日、横浜市で開いた新東名高速道路の関係自治体を集めた連絡調整会議で、新東名の全線開通が当初予定していた2020年度から3年遅れ23年度になるとの見通しを明らかにした。一部区間で用地取得が難航しているのに加え、埋蔵文化財の調査で工事が遅延する。

秦野インターチェンジ(IC、神奈川県秦野市)―御殿場IC(静岡県御殿場市)が3年遅れるほか、伊勢原大山IC(神奈川県伊勢原市)―秦野ICが1年遅れる。

秦野IC―御殿場ICではのり面の崩落に伴い、工事のための進入ルートを見直したことなどが遅れの原因になった。伊勢原大山IC―秦野ICでは埋蔵文化財の調査で旧石器時代の遺跡が見つかり、追加調査が必要になったという。

18年度末に開通した厚木南IC(神奈川県厚木市)―伊勢原ジャンクション(JCT、同伊勢原市)は1日約1万台の利用があり、並行する従来の東名高速の交通量は6000台減った。

新東名高速は1987年に計画され95年に本格着工。物流の大動脈に加え、大地震など災害時の緊急輸送路としても期待されている。静岡県内の一部区間では今年3月から最高速度が時速120キロメートルに引き上げられている。

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