富山県、3000人規模の多目的武道館を建設へ 検討会方針

2019/8/27 18:55
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既存の2武道館は老朽化が目立つため、統廃合を検討する(高岡市の富山県営高岡武道館)

既存の2武道館は老朽化が目立つため、統廃合を検討する(高岡市の富山県営高岡武道館)

富山県の「健康・スポーツ環境充実検討会」は27日、議論を進めてきた全天候型スポーツ施設整備について「武道館の機能を持つ多目的施設が望ましい」との結論をまとめた。観客規模は2千~3千人を想定する。石井隆一知事は9月補正予算に基本計画の検討費を計上し、北陸新幹線が福井県敦賀市に延伸する2023年春までの建設を目指す方針を示した。

検討会はスポーツや経済界の有識者で構成。同日開いた4回目の会合で構想の概要をまとめた。

多目的武道館は延べ床面積1万1千~1万2千平方メートルを想定。最も広いスペースでバスケットボールのコートを2面取ることができ、2千~3千人の観客席を設ける。類似施設を参考にはじいた建設費は85億~95億円という。どこに設けるかは今後の検討課題となる。

県が富山市と高岡市に持つ武道館は統廃合する方向で検討する。

これまでの会合では観客規模が8千人の大規模アリーナも検討の俎上(そじょう)に上がっていた。建設費が100億~170億円かかる一方、経済効果は32億円にとどまるため、有識者からは費用対効果を疑問視する声が出ていた。

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