浜ホト、分析機器用センサー 化学物質規制に対応

2019/8/27 16:15
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浜松ホトニクスは27日、大気や食品などに含まれる物質を特定する分析機器向けに新たなセンサーを9月2日に発売すると発表した。欧州連合(EU)の化学物質規制「RoHS(ローズ)指令」で使用を制限する水銀やカドミウムを使わず製品化を実現。規制物質を含む既存センサーから切り替えを狙う。

 RoHS指令の制限物質を使わない分析機器向けの新たなセンサー

新製品は、波長14.3マイクロ(マイクロは100万分の1)メートルの中赤外線まで検出できる化合物光半導体素子。浜松ホトニクスが化合物光半導体で培ってきた製造技術を活用。水銀やカドミウムを含まず波長14.3マイクロまで検出できる特殊な構造の製品の量産に成功した。

RoHS指令では水銀やカドミウムの使用は制限されているが、従来技術では波長14.3マイクロの中赤外線まで検出できず規制対象から除外されている。同社は除外分野では水銀やカドミウムを含んだ製品の販売を2016年に終えた。

9月2日に国内外の分析機器メーカー向けに販売を始める。価格は税抜き32万円。3年後に年1千台の販売をめざす。

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