イラン大統領、米との会談示唆「国益にかなうなら」

2019/8/27 9:35
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【ビアリッツ(フランス南西部)=白石透冴】イランのロウハニ大統領は26日、核合意問題を巡ってトランプ米大統領と会談にのぞむ可能性があることを示唆した。ロイター通信によると「国益にかなうのなら(会談を)ためらうことはない」と述べた。対話に柔軟な姿勢を表明することで、米国との間の緊張を緩和したい考えだ。

演説するイランのロウハニ大統領(26日、テヘラン)=AP

ロウハニ師は名指しは避けつつも、「誰かと会談することで我が国の問題が解決し、国益にかなうのなら(会談を)ためらうことはない」と語った。

トランプ氏も26日、「数週間内にロウハニ師と会談するのは現実的だ」と述べた。フランスのマクロン大統領は両者が会えば核合意の崩壊を防ぐことにつながるとみて、仲介役としての働きを強める考えだ。

24~26日に開かれた主要7カ国首脳会議(G7サミット)の期間中には、イランのザリフ外相がフランスを電撃訪問した。マクロン氏がG7の議論を伝えるためとして呼び寄せ、ザリフ氏とマクロン氏は市役所で約30分間会談した。トランプ氏は「時期尚早だと思った」として、ザリフ氏と会うことは避けた。

G7各国は今回のサミットで、イラン問題を最重要課題の一つとして位置付けた。会議後に出された宣言文書には「イランに核兵器を保有させないこと、地域の安定を重視することを決めた」と記述した。

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