台湾ゴゴロ、電動スクーターのシェアサービス開始

アジアBiz
2019/8/26 19:30
保存
共有
印刷
その他

【台北=伊原健作】台湾の電動スクーターのベンチャー企業であるGogoro(ゴゴロ)は29日、台湾で乗り捨て自由のシェアサービス事業を始める。北部・桃園市で約1千台を投入し今後、サービス地域や利用台数を順次拡大する。台湾ではスクーターの新車販売台数全体の約1割を電動車が占める。シェア事業の開始は一段の電動車の普及拡大につながりそうだ。

ゴゴロのホレイス・ルークCEO(右から2番目、7月、桃園市内)

車両の位置確認や解錠・施錠、決済などは全てスマートフォンの専用アプリで行う。料金はサービス開始の29日まで非公表だが、使った時間に基づき課金する方針だ。創業者のホレイス・ルーク最高経営責任者(CEO)は「渋滞や大気汚染の解決につながる」と、サービス開始の意義を強調した。

ゴゴロは地元で電気自動車の米テスラになぞらえ「二輪のテスラ」と呼ばれる。台湾全土に1200カ所超の電池交換ステーションを整備し、わずか数秒で交換が完了する手軽さなどが人気を集め、急速に販売を伸ばしてきた。7月の台湾のスクーターの新車販売台数8万6千台のうち電動車のシェアは約14%で、その9割はゴゴロ製だ。

ゴゴロは16年に独ボッシュと連携し、ベルリンや仏パリなどでシェアスクーター事業を展開してきた。地元台湾で本格展開するのは初めて。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]