/

PFF2019、故吉武美知子プロデューサー特集も

自主映画の祭典、第41回ぴあフィルムフェスティバル(PFF)が9月7~21日、東京・京橋の国立映画アーカイブで開かれる。コンペ部門「PFFアワード2019」では入選した自主映画18作品を上映。山下敦弘監督らが最終審査員を務める。招待作品部門では日本初上映作品を含む長短編あわせ約40本を上映。6月にパリで急逝した吉武美知子プロデューサーが手がけた国際共同製作の3作品も追悼上映する。

右から諏訪敦彦監督、山下敦弘監督、荒木啓子PFFディレクター

コンペ入選作の監督18人の平均年齢は27.1歳、うち女性は6人。今年は首都圏以外の在住者が8人に達するなど、地域的な広がりが見られる。応募作は495本。上映時間の規定がなく、長編、中編、短編が混在するのがPFFの特色だが、荒木啓子ディレクターによると「長編の応募が減ってきている」という。

「フランスと日本を繋ぎ続けた人」と副題にうたう吉武氏の追悼特集では「TOKYO!」(08年)、「ダゲレオタイプの女」(16年)、「ライオンは今夜死ぬ」(17年)を上映。堀越謙三プロデューサー、黒沢清監督、諏訪敦彦監督が話をする。フランスで多くの作品を撮った諏訪監督は8月1日の記者会見で「彼女なしには映画を撮れなかった。思いつくとじっとしていられない人で、日本とフランスの橋渡し役として最期まで動き続けていた」と語った。

ほかに今年のカンヌ映画祭批評家週間のコンペで上映された短編9本を日本初上映、富田克也監督「典座―TENZO―」も先行上映し、プログラマーのレオ・ソエサント氏を招く。長編はキム・ロンジノット監督「シューティング・マフィア」など3作品が日本初上映。50~60年代に福岡市で8ミリ個人映画を撮り続けた中山太郎氏や100分の1の建築用模型を使って映像作品を撮る寺田尚樹氏の特集も見逃せない。

(古賀重樹)

春割ですべての記事が読み放題
今なら2カ月無料!

セレクション

トレンドウオッチ

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
春割で申し込むログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
春割で申し込むログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
春割で申し込むログイン