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オリックス、打線覚醒で「いけるんちゃう?」

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2019/8/27 5:30
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オリックスがスタイルの変貌を遂げつつある。開幕した頃は先発の駒がそろった投手陣が打力不足をカバーする「投のチーム」だったのが、シーズンが深まり夏場に入ると力関係が逆転、今や「打のチーム」の印象が強くなっている。(成績は8月26日現在)

8月15日、強力打線を擁する西武との試合で主役を張ったのはオリックス打線の方だった。ロメロが満塁弾を含む2本塁打、主砲の吉田正尚にも一発が出るなど20安打と打ちまくり、20-8で大勝。21日のソフトバンク戦も17安打14得点で快勝した。

15日の西武戦はロメロの2本塁打など20安打20点と大勝した=共同

15日の西武戦はロメロの2本塁打など20安打20点と大勝した=共同

決してこの2日間が"特異日"だったわけではない。8月は21試合のうち12試合で2桁安打をマークし、1試合あたりの得点は5.5。2桁安打した試合で残塁が2桁だったのは3試合のみで、出塁を得点につなげる効率の良さも光る。

■駒不足、不振に苦しんだ打線

打撃陣が投手陣を引っ張る構図はシーズン当初にはなかったものだった。今季は自由契約となった金子弌大が日本ハム、フリーエージェント宣言した西勇輝には阪神に去られて苦戦が予想された中、セットアッパーから先発に転向した山本由伸が防御率1点台、山岡泰輔がプロ3年目で初めて2桁勝利に到達と新たな両輪に。ほかに榊原翼、K―鈴木、田嶋大樹らが入れ代わり立ち代わり先発ローテーションの一角を占めてきた。

一方の打線は苦戦のスタートとなった。吉田正が開幕から10試合たっても打率1割台と不振に。ロメロは右脇腹を痛めて4月中旬に戦線離脱した。新戦力のメネセスは日本ハムとの開幕3連戦こそ活躍したものの、すぐに下降線をたどって2軍へ。はては6月にドーピング規定違反で日本野球機構から1年間の出場停止処分を受け、そのまま契約解除となった。もともと駒不足な上に大砲たちが力を発揮できず、長い期間にわたってチーム打率は2割2分台と低迷した。

それが8月はチーム打率2割9分1厘と覚醒。左外腹斜筋損傷の山本、不調の田嶋らが抜けた投手陣をカバーし、8月はここまで12勝9敗と勝ち越し。今季通算では53勝59敗5分けで依然、リーグ最下位ではあるものの、3位楽天とのゲーム差は3.5と、クライマックスシリーズ(CS)進出が見えるところまで上がってきた。

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