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米富豪デービッド・コーク氏死去 政界に多大な影響力

【ニューヨーク=宮本岳則】米複合企業コーク・インダストリーズの元経営者で大富豪のデービッド・コーク氏が23日死去した。79歳だった。同社の最高経営責任者(CEO)で、兄のチャールズ・コーク氏が明らかにした。両氏は「コーク兄弟」として知られ、共和党や保守派の草の根運動「ティーパーティー」を資金面で支えるなど、米政界に大きな影響力を及ぼしていた。

兄のチャールズ氏は声明で、デービッド氏の死因を明らかにしなかったが、同氏が過去に前立腺がんを患っていたと述べた。デービッド氏は2018年に健康上の理由でコーク社の経営から退いていた。米誌フォーブスの19年世界長者番付によると、デービッド氏の資産総額は505億ドル(約5兆3500億円)で、チャールズ氏と共に11位に入っていた。

コーク兄弟は共和党の大口献金者として長年、保守勢力に多大な影響力を誇ってきた。「小さな政府」を信奉するリバタリアン(自由至上主義)としても知られ、減税や規制緩和を訴えてきた。一方、保護主義的な政策を主張するトランプ氏とは距離を置き、16年の大統領選でも支援を見送った。18年にはコーク兄弟が支援する保守系の団体が、トランプ政権の輸入関税策に反対するキャンペーンを展開した。

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