ファミマが加盟店向け説明会、時短営業で質問相次ぐ

2019/8/23 18:10
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ファミリーマートは10月中旬に始める営業時間の短縮(時短)実験についてフランチャイズチェーン(FC)加盟店への説明を始めた。報道陣に公開され、東京都品川区で23日に実施された説明会ではファミマ側から実施中の時短実験の現状について「住宅街や道路沿線沿いの店舗では(売り上げに)影響が出やすい」などの説明があった。

沢田社長(手前左)らが加盟店オーナー向けに時短営業の実験について説明した(東京都品川区)

同日の説明会には加盟店オーナー約160人が参加した。オーナー側からの質問は20問以上に及び、「本部の利益が減るが、加盟店への支援に影響はないか」「時短営業をして利用客からクレームは出ていないか」などと尋ねた。本部側はそれぞれ「支援を削ることは考えていない」「クレームは直接は出ていない」などと回答した。

説明会終了後に沢田貴司社長は取材に応じ、「本部として大きな損失を出さず、加盟店も納得できるオペレーションを作り上げていかなければならない」と話した。加盟店が本部に支払うロイヤルティーの見直しについては「現段階では考えていない」と話した。

ファミマは6月から24店で時短営業の実験をしており、10月中旬~12月中旬に700店規模に広げて2次実験を行う。オーナー向けの説明会は8月19~29日まで全国7カ所で9回実施し、約800人が参加する見込み。26日から2次実験の参加の希望を受け付ける。

ファミマの調査では回答したFC加盟店の約半数の約7千店が時短営業を「検討したい」としている。ファミマは実験の結果を検証し、12月以降に会社としての方向性を見極める方針だ。

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