2019年9月22日(日)

JR東日本と日本郵便、千葉の無人駅で窓口一体運営
千葉・内房線の江見駅 全国展開も検討

2019/8/23 18:09
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JR内房線の江見駅と窓口業務を一体運営する、新たな江見郵便局の外観イメージ=共同

JR内房線の江見駅と窓口業務を一体運営する、新たな江見郵便局の外観イメージ=共同

JR東日本と日本郵便は23日、2020年8月から一部の駅で、駅と郵便局の窓口を一体で運営すると発表した。千葉県内のJR東の無人駅で始める。日本郵便が郵便局と鉄道の窓口業務をどちらも担う。過疎地域において窓口業務を効率的に運営するほか、駅と郵便局を共通化して顧客の利便性を高める狙いだ。

内房線の江見駅(千葉県鴨川市)の駅舎隣に江見郵便局舎を移転し、来年8月から郵便局員が郵便局の窓口サービスや、乗車券や定期券の販売など駅の窓口業務を担う。郵便局が駅の窓口業務をJR東から受託するのは初めて。効果を検証して他地域への展開を検討する。

郵便局の窓口サービスや、乗車券・定期券の販売など駅の窓口業務を郵便局員が担う(新たな江見郵便局の内装イメージ)=共同

郵便局の窓口サービスや、乗車券・定期券の販売など駅の窓口業務を郵便局員が担う(新たな江見郵便局の内装イメージ)=共同

江見駅は7月から無人駅となっていた。江見郵便局も築50年が経過し老朽化が進んでおり、移転を検討していたという。JR東や日本郵便はそれぞれ、過疎化が進む地域にも拠点を多く持つ。スタッフの人手を確保しながら黒字運営をするためには、窓口業務の一体化は効率が良いとみる。

JR東日本千葉支社の西田直人支社長は「地域住民や利用客の利便性を高め、地方が今後生き残っていくモデルとしたい」と期待を寄せた。

JR東と日本郵便は18年6月に地域の活性化に向けて連携協定を結んだ。これまで宮城県産の農産物を新幹線で東京に運ぶ実験や、立川駅(東京都立川市)で郵便局の金融コンサルティングに特化した店舗を開業するなどの連携を進めてきた。

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