ナカニシ、欧州でインプラント定着度計測テスター販売

2019/8/23 17:19
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歯科治療器具のナカニシは9月から欧州でインプラントの定着度合いを計測する振動テスターを売り出す。2018年に買収したスウェーデンのスタートアップ「IDSAB」の商品を自社ブランド品として投入する。23日に東京都内で開いた2019年1~6月期の決算説明会で明らかにした。拡大が続くインプラント市場でのシェア拡大につなげる。

振動テスターは欧州を手始めに日米でも販売する考え。ナカニシはインプラントをあごの骨に埋入する際に使う歯科用ドリル用で高いシェアを持つ。20年以降は同一のモニター画面でテスターの計測結果も表示できるようにする。業績に本格貢献するのは20年12月期となる見込みだ。

決算説明会では減収減益だった上期について、国内の歯科製品の販売不振や欧米でOEM(相手先ブランドによる生産)製品の出荷が低迷したのが響いたと説明した。下期は歯を削るのに使うハンドピースの受注が国内外で好調なため、巻き返しが可能だとした。

OEMの不振は納期遅延を不安視する納入先の在庫調整が要因だが、中西英一社長は「新工場の稼働に伴って出荷能力が上がったため、納期遅延は今後起こらない」とした。納入先との意思疎通を密にして、業績のブレを極力抑えるという。

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