神奈川県、中外製薬と協定 がん対策の推進で

2019/8/23 17:44
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神奈川県は23日、中外製薬とがん対策に関する協定を結んだ。患者の治療と仕事の両立を支援するため、指定病院の相談員向けに研修会を実施する。早期発見のため、がん検診の受診率向上も目指す。

県内に18ある「がん診療連携拠点病院」の相談員らを対象に、中外製薬と協力して研修会を開く。がん治療のため会社に通えないことを心配する人に「会社に休暇制度があるかもしれない」「治療しながらでもできる仕事がある」など、患者に情報を適切に伝えるための体制を整える。

医療体制の強化では、がんゲノムなど最新技術を共有するため、医師向けの講演会も開催する。がん検診の受診率を高めるため、中外製薬の取引先である病院や薬局にチラシを置いてもらうことも想定する。

県は同様の協定を第一生命保険など保険会社5社と結んでいるが、製薬会社とは初めて。中外製薬は抗がん剤などに強みを持ち、協定が医療提供側の体制強化に資することが期待される。

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