長野・軽井沢の「旬かる」 サクサク食感の乾燥イチゴ
(信越とっておき)

2019/8/23 16:22
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ふわりと軽い乾燥イチゴを口に放り込むと、サクサクとした食感とともに甘い香りが口の中いっぱいに広がる。長野県軽井沢町の観光農園「軽井沢ガーデンファーム」を運営するエイアイピイ(同町)が4月に発売したドライイチゴ「旬かる」は、同町産のイチゴを使った商品だ。独自製法でイチゴの形や味、香りを保ったまま乾燥させることに成功した。

サクサクとした食感とともに甘い香りが広がる「旬かる」

特許を取得した「旬かるエアリー製法」は、真空状態にしてイチゴに含まれる水分の沸点を下げ、マイクロ波をあてて40度程度の低温で乾燥させる。通常の乾燥方法だと形が崩れたり、糖分が焦げたりすることがあるが、形を保ったまま2時間程度で乾燥できる。形を保つ乾燥法には「フリーズドライ」もあるが、「エアリー製法の方がしっかりとした食感になり、香りや風味が残りやすい」(横地秀典社長)。

軽井沢ガーデンファームは通年でイチゴ狩りができる施設で、夏休みは家族連れなどでにぎわっている。ドライイチゴは常温で1年程度日持ちがするため、軽井沢土産として売り込んでいる。外国人客にも人気だという。

乾燥技術は県工業技術総合センターなどの協力を得て、2年ほどかけて確立。今年2月に約300万円を投じて生産設備を導入した。甘みの強いイチゴを使っており、調味料や添加物は一切使用していない。

甘みがありつつ、軽くてサクサクとしているため、スナック感覚で食べられる。ヨーグルトやチョコレートに合わせたり、シリアルにトッピングしたりしてもおいしいという。軽井沢の新たなお土産として注目を集めそうだ。

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