米HPのCEOが退任 家族の健康問題で

エレクトロニクス
2019/8/23 16:21
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【アナハイム(カリフォルニア州)=佐藤浩実】米HPは22日、ディオン・ワイズラー最高経営責任者(CEO)が退任すると発表した。2015年のヒューレット・パッカード分割時からパソコンとプリンターを手掛けるHPを率いてきたが、家族の健康問題のため母国のオーストラリアに戻るという。プリンター事業のトップ、エンリケ・ロレス氏が11月1日付でCEOに就く。

ワイズラー氏がCEOに就いた際、汎用品のパソコンやプリンターを手掛けるHPは成長性が乏しいとみられていた。そこでゲームを快適に遊べる単価の高いパソコンや3Dプリンターのような新事業に注力してきた。

16年10月期に482億ドルだった売上高を18年10月期には585億ドルに、純利益を25億ドルから53億ドルに増加させた。パソコンの世界シェア(18年、米IDC調べ)でも中国レノボ・グループと並んで首位を維持している。

ワイズラー氏は2020年1月まではHPにとどまり、ロレス氏に業務を引き継ぐという。ただ突然のCEO退任のニュースにより、HPの株価は22日の米市場の時間外取引で6%超下げた。

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