和賀江島(神奈川県) 引き潮に浮かぶ武家の夢跡

ひと・まち探訪
2019/8/24 11:30
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日本経済新聞 電子版
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8月の大潮の日。潮が引くと、神奈川県鎌倉市と逗子市の境の沖合に石積みの半島状の陸地がぽっかり浮かんだ。現存する国内最古の築港遺跡「和賀江島」だ。

源頼朝が「武家の都」に選んだ鎌倉は、三方を山に囲まれている。守りは堅いが、大量の物資の輸送には苦労した。南側の海も遠浅で、大型船の接岸には不向きだった。

幕府が頭を悩ませていた時、勧進僧の往阿弥陀仏が、現在の材木座海岸の沖に島を造って船着き場にすると申…

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