「30日間で解決要請」否定 英EU離脱巡り独首相

2019/8/23 14:04
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【ベルリン、ブリュッセル=共同】ドイツのメルケル首相は22日、オランダ・ハーグで記者会見し、英国の欧州連合(EU)離脱日である10月末までに、懸案のアイルランド国境問題が解決することに期待を示した。21日に同問題解決に向けた案を「30日」以内に示すよう英国に求めたと伝えられたが、これを否定。真意は問題の早期解決の必要性だったと訴えた。

メルケル独首相(右)はジョンソン英首相(左)との記者会見で「30日」という日程に言及していたが…=AP

メルケル独首相(右)はジョンソン英首相(左)との記者会見で「30日」という日程に言及していたが…=AP

メルケル氏は21日、ベルリンでジョンソン英首相と記者会見し「今後30日間で(同問題の)解決策を見いだせるかもしれない」と指摘。一斉に報じられた。ただ22日には、あくまで象徴的な期間として「30日」を引き合いに出したと説明。英EUは「10月末まで(解決策を探る)作業を続けなければならない」と述べた。

メイ前英政権とEUは、英領北アイルランドとEU加盟国アイルランドとの陸上国境の自由往来を維持しつつ税関検査を行う方策が見つかるまで、英国がEU規則に従い続ける余地を残す条項を離脱協定案に盛り込んだが、ジョンソン氏は同条項の削除をEUに要求。しかし代替案を公式には示していない。

国境問題を巡り、EU高官は22日、ベルギー・ブリュッセルで記者団に対し、25日に予定される英EU首脳会談で同条項に代わる「詳細かつ実効性のある」代替案を英側から聞きたいと話した。

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