規格外のうどん 無償提供で食品ロス削減、めりけんや
JR四国グループで讃岐うどん店を経営する「めりけんや」(香川県宇多津町)は22日、商品として発売できない規格外の半生うどんの無償提供を始めると発表した。第1弾として、同町の店舗で30日に詰め放題イベントを開催する。5月に食品ロス削減推進法が成立したことを踏まえて、食品廃棄物の削減に取り組む。
詰め放題のイベントは500円以上のうどんなどを買った客が対象で、長さが足りないなど規格外のうどんを袋につめてもらう。1人当たり2キログラムの換算で、20~30人分が確保できるように準備を進めている。
同社は今後も、一定量の規格外品を確保した場合、無償提供のイベントを開催する方針。食品ロス削減推進法で、事業者の責務が定められていることから、継続的に取り組んでいく。