2019年9月24日(火)

インドネシア中銀利下げ 2カ月連続、5.5%に

2019/8/22 17:28
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【ジャカルタ=鈴木淳】インドネシア中央銀行は22日、定例の金融政策決定会合で政策金利を5.75%から5.5%に引き下げたと発表した。7月の定例会合に続き、2カ月連続での利下げとなった。米中貿易戦争の影響で世界景気の減速懸念が強まる中、景気を刺激して経済成長を維持する。

22日、ジャカルタのインドネシア中央銀行で記者会見するペリー総裁(中)

中銀のペリー総裁は22日の記者会見で「中銀は将来の経済成長をサポートするための予防的手段をとった」と話した。ロイター通信がまとめたエコノミストの予想では19人中17人が据え置きを予想していた。

米連邦準備理事会(FRB)が7月末に利下げに転じたことで、2018年に6回の利上げを行ったインドネシアでも利下げの余地が生まれていた。通貨ルピア相場も安定しているほか、インフレ率も中銀の目標の範囲内で推移することから、追加で利下げする条件が整ったと判断したようだ。

インドネシア中央統計局が5日に発表した4~6月の国内総生産(GDP)の伸び率は前年同期比で5.05%にとどまり、政府目標を下回るなど成長は鈍化傾向だ。主要輸出品の石炭やパーム油などの価格が下落して関連産業が低迷し、個人消費も振るわない。中銀は景気の下振れを防ぐために利下げに踏み切った。

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