2019年9月18日(水)

アイスペースの月面探査に住友商事やスズキなど参画

スタートアップ
自動車・機械
2019/8/22 15:36
保存
共有
印刷
その他

住友商事とスズキ、シチズン時計は22日、宇宙スタートアップのispace(アイスペース、東京・港)が計画する月面探査機の打ち上げに参画すると発表した。3社はスポンサーとして資金面で支援するほか、探査機の開発にも協力する。世界でも珍しいスタートアップの月面探査を大手企業が後押しする。

住友商事やスズキなど大手企業が民間月探査を支援する

アイスペースの月探査計画「HAKUTO-R」に参画する。2021年に打ち上げる探査機での月面着陸を目指し、23年の探査機では資源探査を予定している。同社は宇宙船を軽くする技術に強く、米航空宇宙局(NASA)が進める民間企業の月への物資輸送計画にも参加している。

スズキは自動車の軽量化技術を生かし、月着陸船の脚部分の設計などに協力する。シチズン時計はチタン素材の精密加工技術を月探査機の外装などに提供し、住友商事はアイスペースの顧客開拓への協力を検討する。

アイスペースは同日、探査機の打ち上げ計画を遅らせることも発表した。当初は20年に月を周回する探査機を打ち上げ、21年に別の探査機での月面着陸を予定していた。探査機の開発に遅れが生じたことに加え、NASAの要求を満たすよう製造工程を見直す必要があると説明している。

HAKUTO-Rには日本航空や三井住友海上火災保険も参画している。アイスペースの袴田武史最高経営責任者(CEO)は記者会見で「民間企業で初めての月着陸を目指し、21年の打ち上げを確実に成功させたい」と述べた。

(山田遼太郎)

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報

新しい日経電子版のお知らせ

より使いやすく、よりビジュアルに!日経電子版はデザインやページ構成を全面的に見直します。まず新たなトップページをご覧いただけます。

※もとの電子版にもすぐ戻れます。