年金財政検証27日に公表、厚労省発表
厚生労働省は22日、公的年金の将来の給付水準を示す「財政検証」の結果を27日に公表すると発表した。5年に1度実施するもので、100年先までの人口構成や経済情勢を仮定し、年金の給付水準や財政の健全性を確認する。少子高齢化で給付水準が低下していくとの見通しを示す。
27日午後5時に都内で社会保障審議会(厚労相の諮問機関)の年金部会を開き、財政検証の結果を示す。見通しを議論のたたき台にして給付水準を高めるための改革案をまとめる。2020年の通常国会で年金制度改革関連法の改正案提出をめざす。