2019年9月15日(日)

文大統領の対日姿勢はジキルとハイド
編集委員 峯岸博

日韓対立
朝鮮半島ファイル
朝鮮半島
2019/8/23 4:30
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日本経済新聞 電子版
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15日、韓国の天安で開かれた「光復節」の式典で万歳する韓国の文在寅大統領(手前中央)ら(聯合=共同)

15日、韓国の天安で開かれた「光復節」の式典で万歳する韓国の文在寅大統領(手前中央)ら(聯合=共同)

韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は日本向けに「2つの顔」を使い分けてきた。日本の植民地支配からの解放を祝う8月15日の「光復節」の演説は国民に潜む反日感情をいたずらにあおらなかったものの、対日外交の本質は変わっていない。22日に決めた日韓軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の破棄は、その表れだ。

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光復節の演説で最も注目されたフレーズは「今でも日本が対話と協力の道へと向かうなら我々は喜んで手を握る」だろう。

■「国家元首」と「元運動家」

筆者は2018年3月までソウルに駐在していた当時、政権発足から間もない文氏と接する機会があった。笑顔を絶やさず紳士的な振る舞いが印象的だった。日本との関係を挽回したいという言葉に偽りはないと感じた。そんなときの文氏は韓国という国家を代表する「国家元首」の顔にみえる。

驚かされるのは文氏の変わり身の早さだ。日本との歴史問題になるととたんに…

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